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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

寝ている間に「いびきがひどい」「途中で呼吸が止まる」と言われたことはありませんか?
これらの症状は、「睡眠時無呼吸症候群」という病気のサインかもしれません。

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が何度も止まってしまう病気です。
そのため質の良い睡眠が得られず、日中の眠気、判断力の低下による社会生活への悪影響など、様々なリスクを引き起こす恐れがあります。
また、睡眠時の無呼吸状態が続くと、心臓病や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病も発生しやすくなります。
さらに、睡眠時無呼吸症候群が関与する運転事故や死傷事故も後を絶たず、この病気は社会問題にもなっています。

自分が睡眠時無呼吸症候群であることに気づかず、適切な検査や治療に至っていない成人は日本人で約7.5%(約940万人)いると推定されています。
さらに、適切な治療を受けている患者さんの数は64万人程度しかいません。
つまり、多くの方が治療の恩恵を受けていないことになります。

原因は?どんな人がなりやすいの?

睡眠時無呼吸症候群は原因によって次のように分類されます。

分類 原因
閉塞性睡眠時無呼吸症候群 上気道の閉塞や狭窄(最も多いタイプ)
中枢性睡眠時無呼吸症候群 呼吸中枢からの指令の低下(心不全や神経疾患に関連)
混合型(複合型) 閉塞性と中枢性が併存

どうやって診断するの?
咽頭の筋肉や舌の付け根の筋肉が緩み、気道が狭まります。

多くは、閉塞性睡眠時無呼吸症候群といって舌や首まわりの脂肪の沈着や扁桃が大きくなり、空気の通り道(気道)が狭くなることが原因です。

次のような特徴がある人は、特に閉塞性の睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。


  • 太り気味の人
  • いびきをよくかく人
  • 40歳以上の男性(女性でも閉経後にリスクが上がります)
  • お酒をよく飲む人
  • その他、下顎が小さい人や、首が短い人も睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。

どんな症状が現れるの?

睡眠時無呼吸症候群になると、次のような症状がおきます。

  • 睡眠の質が悪くなる:夜中に何度も目が覚めるため、しっかり眠れません。
  • 日中に強い眠気が出る:仕事や運転中に眠くなり、危険なことも。
  • 体に悪い影響が出る:放置すると、高血圧や心臓病、脳卒中のリスクが高まります。

どうやって診断するの?

どうやって診断するの?

診察で睡眠時無呼吸が疑われたら、呼吸状態を測定するモニターを装着し、睡眠中に呼吸が止まっていないかを検査します。
最初は簡易検査で無呼吸低呼吸指数(AHI)という指標を測定します。
AHIとは、1時間あたりに呼吸が止まるか弱くなる回数です。
簡易検査で診断が付かなかった場合は精密検査で改めてAHIを測定します。
簡易検査でAHI40以上、精密検査でAHI20以上でしたら睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

どうやって診断するの?
簡易検査のイメージ

治療の詳細は後述しますが、CPAP(持続陽圧呼吸)療法といって睡眠中の呼吸をサポートする器具を用いた治療を行います。
なお、簡易検査、精密検査、CPAP治療は全て当院で実施できます

どうやって治すの?

どうやって治すの?
CPAP療法:CPAP装置から鼻マスクを介して送風し、気道を広げます。

睡眠時無呼吸症候群は肥満や飲酒などが原因の一つであるため、生活習慣の改善が基本となります。
その上で、睡眠中に気道へ陽圧をかけて気道を広げ、呼吸をサポートするCPAP治療が最も一般的で効果的な治療となります。
その他、睡眠中にマウスピースを付ける治療や、気道を広げる外科治療などがあります。
薬物治療は、脳の呼吸中枢が上手く働かず呼吸が止まる中枢性無呼吸の場合に適応となります。

治療方法 特徴
生活習慣の改善 減量、禁酒、禁煙など
CPAP 上気道を空気で広げる装置。OSAに対して最も効果的
マウスピース 下顎を前に出すことで気道を確保する装置。軽症~中等症に適応
外科手術 上気道を拡張する手術(例:口蓋垂切除術、鼻中隔矯正術)
薬物療法 中枢性無呼吸に対して呼吸刺激剤を使用

早めの対応が大事です!

当院で睡眠時無呼吸症候群の検査と治療ができます。
簡単な検査で原因がわかり、適切な治療を受けることで生活がぐっと楽になります!
「いびきがひどい」「いつも眠い」「朝起きたときに疲れが取れていない」と感じたら、早めに当院までご相談ください。

遠方の睡眠専門クリニックでCPAP治療を受けている方

当院近隣にお住まいの方は、当院への転院も可能です。
当院のCPAPは「フクダライフテック」「帝人ファーマ」「フィリップス」のいずれも取り扱っています。
詳細は当院までお問い合わせください。

永福おおつかクリニック

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院長
大塚 洋子
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