HPVワクチン キャッチアップ接種について
当院では、16歳以上を対象として、子宮頚癌予防のためのHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンのキャッチアップ接種を行います。
<キャッチアップ接種とは>
平成9年度生まれ〜平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日〜2006年4月1日)の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)
の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。
これらの方への、HPVワクチンの接種の機会の提供がキャッチアップ接種です。
次の2つを満たす方が対象となります。
・平成9年度生まれ〜平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日〜2006年4月1日)の女性
・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない
詳しくは、厚生労働省のHPにてご確認ください 。 → こちら
<費用について>
全額公費負担(無料)です。
市区町村から送付された通知をご覧下さい。
杉並区に住民票を有する方は、杉並区HPもご覧下さい。 → こちら
<HPVワクチンの種類について>
公費で接種できるHPVワクチンは2種類(サーバリックス、ガーダシル)あります。
まだ1回も接種していない方は、サーバリックス、ガーダシルのいずれかを選択できます。
すでに1-2回接種を受けている方は、これまでと同じ種類のワクチンを接種します。
当院では両ワクチンとも接種可能です。
サーバリックス、ガーダシルの特徴(比較)
サーバリックス、ガーダシルともに、子宮頚癌の原因となるHPV16、HPV18感染への予防効果は同等です。
ガーダシルは更に尖圭コンジローマの原因となるHPV6、HPV11感染への予防効果を有します。
<HPVワクチンの接種回数と間隔>
サーバリックス、ガーダシルともに、決められた間隔をあけて、同じワクチンを合計3回接種します。
・サーバリックス
1回目接種から1ヵ月の間隔をおいて2回目を接種、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて3回目を接種
・ガーダシル
1回目接種から2ヵ月の間隔をおいて2回目を接種、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて3回目を接種
詳しくは、厚生労働省のHPにてご確認ください。 → こちら